入院生活は、治療に専念できる環境である一方で、意外にも盗難トラブルが起こることがあります。
特に大部屋では、患者や面会者、スタッフなど多くの人が出入りするため、貴重品の管理を怠ると被害に遭うリスクが高まります。
病院側も基本的に「自己管理・自己責任」を原則としており、盗難が起きても補償は期待できません。
安心して療養生活を送るためには、あらかじめ盗難対策を講じておくことが大切です。
本記事では入院経験者の視点から、現実的かつ効果的な防犯方法とおすすめグッズを紹介します。

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入院中の盗難被害は一定数ある。


入院中の病院は一見安全に思える場所ですが、実際には盗難被害は一定数発生しています。
特に大部屋(4人部屋・6人部屋など)では、出入りする人が多く、患者以外にも面会者や清掃スタッフなどが自由に出入りします。そのため、完全に安全とは言い切れません。
特に盗難が起こりやすいのは次のようなシーンです。
- 検査やリハビリで一時的に病室を離れているとき
- 面会者や業者が病室に出入りしている時間帯
- 消灯後など、患者が就寝している深夜帯
病院側も「貴重品の管理は患者本人の責任」としているため、盗まれた後に補償されるケースはほとんどありません。
つまり、「病院=安全」と思い込むのは危険。
入院生活を安心して過ごすためには自分自身で盗難対策をしないといけない。
基本的には貴重品は自己管理(自己責任)


ほとんどの病院では、入院時に「貴重品は各自で管理してください」と説明されます。
これはつまり、盗難に遭っても病院は責任を負わないということです。
ナースステーションに相談すれば「一時的に預かる」「セーフティボックスを貸し出す」といった対応をしてくれる場合もありますが、それは例外的なケースです。多くの場合、個人での管理が前提になります。
特に注意すべきなのは、「入院中は意外と外出や検査で病室を空ける時間が多い」という点です。
MRI・CT検査、シャワー、売店への買い物など、病室を数十分離れるだけでも盗難のリスクはあります。また、体調が悪く眠っている間に盗まれるケースもあるため、「部屋にいる=安全」とは言えません。
そのため、入院中の貴重品管理は以下の3原則を守ることが大切です。
- 持ち込みは最小限にする
- 常に目の届く場所・身体に近い場所に置く
- 離れるときは鍵をかける・隠す工夫をする
これらを徹底することで、盗難リスクを大きく減らせます。
入院中の盗難対策


ここからは、実際に入院した経験をもとに自分でできる「盗難対策」を紹介します。
大げさな準備は不要ですが、ちょっとした工夫で安全性は格段に上がります。
病院備え付けの貴重品ロッカー
基本的には病院が用意している貴重品ロッカーを使えば大丈夫です。
ただ病院によって貴重品ロッカーのサイズは違うので貴重品ロッカーに入らない持ち物についてはこれから紹介する方法で対処しましょう。
ワイヤーロック/小型南京錠
貴重品ロッカーに入らない場合は自分が持ってきたバッグに入れてバッグ自体に盗難対策をしましょう。
やり方としてはバッグのチャック部分にワイヤーロックや小型南京錠を取り付けるだけです。
例えばこういったものを使います。
ワイヤーロックならベッドなどに着けておけばバッグごと盗まれることはないでしょう。
小型南京錠の場合でも鍵がついてるだけで盗難リスクはぐっと下がります。
サコッシュ
「ちょっとトイレに行ってる間に盗難にあった」というケースもあるでしょう。意外とトイレに行く際にスマホなどをベッドの上に置いたままにして戻ってきたら盗まれているリスクもあります。
ただトイレなどちょっとしか瞬間のたびに貴重品ロッカーに入れるのはめんどくさいという気持ちもわかります。
そこでおすすめなのはサコッシュなどのミニバッグです。
寝ているとき以外はサコッシュにスマホや財布などの貴重品を入れておきトイレや検査に行くときに持っていけばOKです。サコッシュなので肩掛けできるので邪魔にもなりません。
また売店などに行くときにも便利です。
盗まれてもいいモノに変える
「財布を盗まれてもいいものにする」もおすすめです。
人によりますが財布は結構かさばります。なので入院中であれば普段の財布はやめてクレジットカードと少量の現金が入るミニ財布に変えてしまうのもおすすめです(ぱっと見て財布に見えないので盗難リスクも下がります)
小銭も入るタイプならモンベルのミニ財布がおすすめです。
小型金庫
最近では、入院者向けに携帯用の小型金庫を使う人も増えています。
手のひらサイズの耐衝撃ボックスに鍵や暗証番号ロックがついており、財布やスマホを安全に保管できるのが魅力です。
金庫というと大げさに聞こえますが、実際は「セーフティポーチ」や「セキュリティボックス」に近い感覚。
コンパクトで軽量なので、ベッド脇の引き出しや収納ポケットにも入ります。
中にはワイヤー付きでベッドに固定できるタイプもあるため、持ち去り対策にもなります。
暗証番号式なら鍵をなくす心配もなく、使い勝手も良好です。
貴重品は最小限にする
盗難対策の最も基本であり、最も効果的なのが「持ち込まない」という選択です。
盗まれるリスクを根本的に減らすには、そもそも盗まれるものを持たないことが一番の防御になります。
入院中に必要なものは意外と少なく、以下の程度で十分です。
現金:1,000円札数枚+小銭(1,000〜2,000円程度)
スマホ+充電器
健康保険証・診察券
イヤホン・最低限の生活用品
高価なアクセサリーや時計、パソコン、ゲーム機などは持ち込まないのが原則(とはいえ入院中は暇なので持っていく場合は盗難対策をしっかりやりましょう)
まとめ


病院は治療の場でありながら、同時に「不特定多数が出入りする公共空間」でもあります。
そのため、盗難の可能性は常にゼロではありません。
特に大部屋では、他人の行動を完全に把握することは不可能です。
「まさか自分の身に起こるとは思わなかった」とならないよう、入院初日からしっかりと準備し、安心して療養できる環境を整えましょう。








